ジャンク液晶モニタ復活事例 VL-15DX8編 〜 DVI端子付きモニタへの改造 (Page 3 / 3) |
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■ DVI化に際して必要な回路は・・・ |
実際に、コネクタの先にぶら下げるべき回路について検討してみたいと思う。
このモニタについても、その中身やインターフェースが F15T51 とほぼ同等のようなので、 基本的なアプローチも 同じやり方 で行けそうだ。 PCに接続する際に必要な回路としては、
一通り、必要と思われる接続を盛り込んだ回路図を記しておこう。 |
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さらっと内容を説明しておこう。
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すでにケースに入れることを意識して、基板の不要部分をカットしてある。
そこそこ混雑した配線になるので、順番を考えながら、かつ間違えないように進めよう。 |
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ということで、ケースに組み込んでみた。
今回使ったケースは、テイシンの TB-55。 80×50×20mmという比較的コンパクトなケースだ。 細かい工作が苦手な方は、もう少し大きめのケースの方が作業は楽なので、あまり無理せず大きめのケースを選ぶようにしよう。 但し、 面倒だからと言ってケースに入れないのは、断線や破損で動作しなくなったり、最悪ショートなどで PCにダメージを与える可能性もあるのでお勧めできない。 |
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■ 一応完成かな・・・ | ||||||
ということで、今回は すんなり完成 という感じかな (^^)
手近な PCのセカンダリモニタとして接続してみた。 全く問題なく動作しており、画質もまずまず。 バックライトも明るい ・・・と。 今回も、原価 1,980円ということで、コストパフォーマンスの方もバッチリだ。 追加部材は、マジメに買うと結構な出費になりそうだが、今回はほとんどが身の回りにあるもので賄えたため、 感覚としては、多分 1,000円もかかっていないと思う。 調べる手間はそれなりにかかったが、今回は過去のお手本もあったので、楽しみながらマイペースで行えるレベルで収まったという感じかな。 ということで、右上のイメージが動作中の様子だ。 イマドキのパネルではないので、視野角や反応速度を過度に期待するのは良くないが、今回もドット抜けなし&バックライトの 劣化もなし・・・ と、とりあえずアタリの部類だと思う。 当面セカンドモニタとして活用させてもらうことにしよう。 ちなみに、画面の明るい部分に モアレ が見えているが、パネルのカラーフィルタとデジカメの画素が 干渉しているだけで、実際の画像は全く問題ない。 少し見難いかも知れないので、別リンクで プロパティ画面 を貼り付けておくので参照いただければ幸いだ。 | ||||||
2008/05/04 Yutaka Kyotani
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