DEMIO CYBER NAVI化大作戦 〜 新調した CYBER NAVIをクルマに取り付ける (Page 1 / 1)

 新調した CYBER NAVIをクルマに取り付ける


■ まずは最小構成で取り付けてみる・・・


早速新調したNAVI本体をクルマに取り付けたいところだが、全てのオプション機器を一度に取り付けようとすると とんでもないこと になりそうだ (^^;
配線がダンゴになって、取り付け枠に本体が収まらないという可能性もあるため、まずは 最小構成 でクルマに取り付け、 様子を見ながら次のステップに進みたいと思う。

第一ステップでは、まず MAP画面が参照できること と、オーディオが聴けること に限定したいと思う。 必要な配線はこんなところだろうか・・・
  • 電源、アース
  • フロント、リアスピーカー
  • 車速パルス
  • パーキングブレーキ (&バイパススイッチ)
  • GPSアンテナ
  • ハザードスイッチ (コンソールを外す関係で必要になる)
とりあえず、この構成で取り付けてみて、他の配線をどうまとめるか 考えて行くことにする。


▲ 購入してきた取り付けキット[拡大写真]
▲ 取り付けキットの中身[拡大写真]


純正オーディオを取り外した後に社外品の機器を取り付ける場合、一般的には 取り付けキット のお世話になることが多いはずだ。 我が DEMIO君にも、何社かから対応するキットが発売されており、今回は 24P変換コネクタと金具、ネジなどがセットになった、日東工業の NKK-T46Dを買ってきた。

内容物は右上のイメージの通り。
対象モデルはもちろん オーディオレスパネル装着車 である (^^;


▲ 電源やスピーカーほかの信号線[拡大写真]
▲ 仮付けしてイメージをつかむ[拡大写真]


続いては、NAVI本体に付属しているハーネスを仮付けしてイメージをつかむ・・・ と。
ハーネスだけ見ていても結構な量なのだが、取り付けキットに入っている 24P変換コネクタをつなぐとさらに増量。 毎度おなじみの ギボシ端子も、数が多くなればとんでもないスペースを占有することになる (^^;

あと、24P変換コネクタのアースは ネジ止め式ラグ端子 になっているのだが、NAVI本体付属ハーネスの アースも同様に ネジ止め式ラグ端子 が装着されている。
そのままでは扱いにくいので、24P側のラグ端子をギボシに付け替えて、その先に NAVI本体のケースに接続した配線をワンタッチで挿抜 できるようにしておく。
それにしても、黄/黒線の途中にぶら下がっているノイズフィルタ・・・ 邪魔ですなぁ。


▲ 取り付け用アングルを作成[拡大写真]
▲ コンソール枠に固定して足場作成[拡大写真]


次の作業は、取付の「足場」となるアングル作りね。
軽く採寸しながらアルミのアングルを加工し、純正オーディオを取り外した後の「枠」にタッピングビスで固定する。

前面の枠だけでは ものすごく位置決めがしにくい ので、NAVIの底面がうまくフィットするよう、 奥に向かって緩やかな角度を保てるカタチで、スロープ状に加工したアングルも敷いてある。

先ほどのハーネスもここで単独取り付けし、配線の逃がし先 を決めておく。
24P変換コネクタを嵌合させてみたところ、車速パルスはコネクタに来ており、受け側にも端子がある ことが確認できたので、別途配線とせず カットしてギボシ端子取り付け を行っておいた。

幸い、まだ正面向かって右側は逃がし先が多いので、この程度なら何とかなるかな・・・
ちなみに 24P変換コネクタは、右上の空間に押し込んで逃がさないと、NAVI本体が奥まで入らない (^^;


▲ パーキングブレーキセンサー[拡大写真]
▲ なぜか配線が継ぎ足してある (^^;[拡大写真]


パーキングブレーキは、最小構成でも接続しておく必要がある。
一部の機能が 走行中に使えなくされている ため、これを省略すると悲しい結果が待っている。
まぁ、この NAVIに関しては、ボディアース直結 でも問題なさそうではあるが・・・

配線の接続としては、パーキングブレーキセンサーの根本に割り込ませるのが一般的だが、何故か 太い線材と細い線材が途中で接続 されており、やりにくそうな上に冗長っぽく感じたので別のところを当たってみた。


▲ メーターにも配線が来ている[拡大写真]
▲ エレクトロタップでサクッと分岐[拡大写真]


パーキングブレーキの状態はメーター内にも表示されるので、メーター横から取る方が楽である。
簡単な導通テストで発掘できたので、今回はこちらからエレクトロタップで「サクッ」と分岐。
ついでにパイパススイッチも付けておくことにする。 パーキングブレーキの配線に接続するか、ボディアース直結にするかを選択できるようにする。


▲ 何とか一通り取り付け完了[拡大写真]
▲ 早速動作確認中 (^^)[拡大写真]


ここまでできたら、NAVI本体を押し込んでネジ止め・・・ と。
最後に、ハザードスイッチを取り付けて、元々のコンソール部分から外した 吹き出し口とFAN操作つまみの「枠」 を移植してやれば完了ね。

ハザードスイッチは、オーディオレスパネル装着車だと左サイドに移動する仕様のようだが、ちょっと距離が遠い上に NAVI本体が邪魔しそうな 感じがする。 とりあえず右サイドの方が使い勝手が良さそうなので、適当なアングルを作成して右サイドの隙間に押し込んで取り付けてみた。 実際は どっちが良いんだろうねぇ・・・

左サイドから垂れ下がっている 外部入力端子が邪魔 に感じるが、左側は配線の逃がし先が少ないので 今は無理せずガマン である (^^;
とりあえずは、この状態でしばらく使ってみるとしますか!

2008/09/21 Yutaka Kyotani (公開)

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