大人の科学“真空管ラジオ”製作記 (Menu Page)

 大人の科学“真空管ラジオ”製作記


■ 気が付いたらいつの間にか申し込んでいた・・・


あれは 2006/02/24のことだった。 E-Mailのチェックをしていると、大人の科学メールマガジンに 「真空管ラジオ」メルマガ会員限定先行予約開始! とのタイトルを発見。 値段も通常価格8,800円が、先行予約では7,900円と気持ちばかりのディスカウント+送料無料、おまけにクレジットカードで買えるという 好条件が記されていた。
実は、これ以前にも予告の E-Mailは届いていたので、内容は十分とまでは行かないがわかっているつもりだった。 そのため、 ほとんど価格以外の項目に目を通さず、いつの間にか ポチッ としていたのが正直なところだ (^^;

申し込みから約一ヶ月が過ぎ、当初の予定よりも少しだけ遅れが出たようだが、お詫びの E-Mailも届いていたようだ。 無事我が家にも 3/26には到着。 早速梱包を解いて、内容確認と行こう! 何が出るかな・・・

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■ 梱包を解いてみる・・・


早速梱包を解き、内容物の観察観察ぅ〜。


▲ 届いた梱包箱の外観
▲ 内箱を開けてみた


左上が、届いた状態の荷姿。 少し大きめのダンポール箱に入れられているが、すこぶる軽い。
内箱(化粧箱)は約半分程度の大きさで、あとはクッション代わりの紙屑(おっと失礼!)が詰まっていた。

内箱を開けてみたのが右上のイメージ。 ビニールに包まれた樹脂製の部品がごっそりと、説明書が確認できる。


▲ 機構部品たち[拡大写真]
▲ 電機部品たち[拡大写真]


樹脂製の機構部品を取り出して並べてみた。
旧型電蓄を連想させる「ラッパ型」ホーン、ループ型アンテナの巻き枠などが印象的。 選局用のバリコンも、 昔のラジオに付いていたような ローターステーター重なり面積を回転角によって変える 構造のモノではなく、ネジを回すことで対向距離を変える 構造のモノが使われている。

右上のイメージは、電機部品を取り出して並べてみたところ。
箱に収められた真空管が3本、真空管のピン曲がりを矯正するためのストレーナー、イマ風の樹脂製振動板スピーカー、 何やらヘンテコな造りのセラミックイヤホン(クリスタルイヤホンではない)、接点などの金属製部品が添付されている。
主要回路はプリント基板に収められているが、こちらは残念ながら 組み立て済み である。


▲ 真空管の箱を開けてみた[拡大写真]
▲ 左から 1K2、1B2、2P2[拡大写真]


ご本尊の真空管を箱から出してみた。
今回の真空管は、全て中国製の電池管とのことで、製造後30年以上経過しているようだが、私のところにやってきたモノに関しては、意外と状態は良さそうだ。 まっすぐ立てて 3本並べてみると、ベース部分の造りが少々アレなものも混ざっているようだが、まぁ大丈夫だろう (^^;


▲ プリント基板オモテ面[拡大写真]
▲ プリント基板ウラ面[拡大写真]


お次は主要回路が収められたプリント基板。
先ほども書いたように、残念ながら組み立て済み である。 本心としては、プリント基板なんか使わず、 ラグ板や真空管ソケットをシャーシーに固定し、チューブラ型の部品を からげ配線 して行くのが 正統派の真空管回路配線法 ではないだろうか・・・
理想はさておき、実際にはこれ位の状態にしておかないと、失敗する人続出 で、メーカーとしても サポートの手間を心配しているのかなと、変な考えを持ってしまう今日この頃だ。

右上は、基板裏面だ。
細かいパーツは存在しないため、どうやら全て 手ハンダ で配線されているようだ。

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* お し な が き *
 
とりあえず組み立ててみる
 とりあえずは、説明書の記載通り組み立ててみる(2006/05/06)
電源を何とかする
 006P×5本(45V) という難儀な電源を何とかできないか考える (準備中)




ご注意!

このページの記載内容について、株式会社学習研究社および、販売店への問い合わせは絶対にされませんよう、お願い致します。
各レポートは、私自身が行った実験の結果に基づくものですが、製品の個体差や使用環境などの要因により 所定の結果が得られない場合も考えられます。
真空管ラジオの電源には、006P積層乾電池が5本使用され、約45Vの電圧がかかっています。 これらの部分に触れると感電により、電撃ショックを受ける可能性があります。  ※多汗症の方、心臓に持病のある方、ペースメーカーを使用されている方は、予期せぬ事故につながる可能性があるため、特に注意して下さい。
真空管はガラス部分が多く露出しており、万一破損させると怪我を負うおそれがあります。
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真空管の破損、感電、その他工具類による事故等には十分注意して下さい。 いかなる事態が発生しても責任は負いません。

2006/04/09 Yutaka Kyotani (暫定公開)
2006/05/06 Yutaka Kyotani (〜とりあえず組み立ててみる〜 追記)

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