スピーカー交換&デッドニング (Page 3 / 5)

 デッドニング作業を黙々と・・・


■ まずは前処理、そして制振材貼り付け・・・


デッドニングの主な作業といえば 制振材や吸音材の貼り付け だ。 ほとんどの部材が 粘着材の付いたシート状 のため、粘着力の低下につながる汚れや油分は、キレイに落としておかなければならない。
そこで、キットに入っている前処理材の登場となるのだが、この紙おしぼりの親玉のようなシートの封を切った瞬間 強烈な刺激臭 が漂うことになる (^^; 心してかかることが必要だ。
もしバラで部材を買う場合、タンクの水抜き剤(イソプロピルアルコール)をウエスに付けて拭いても良いだろう。


▲ 前処理材で汚れを拭き取る[拡大写真]
▲ アウターパネル用制振材[拡大写真]


制振材が二種類入っているのは前頁でも記した通りだが、ここでは黄土色の制振材を貼り付けて行く。
サービスホールやスピーカーの穴から手を入れて作業する必要があるので、適当な大きさに切ってまんべんなく貼り付けてやる。 但し、 上から吸音材を貼らなければいけないので、あまり細切れにするのも考え物かな。


▲ 制振材を適当に切って貼り付ける[拡大写真]
▲ 制振材の上から吸音材貼り付け[拡大写真]


とりあえず、制振材のシート1枚分の貼り付けが終了〜っと。
外側から軽くドアを叩いてみて、デッドニングの効果を実感してみるのも良いだろう。
作業済みの前ドアは コンコン という固い音なのだが、未施行の後ドアは ボンボン と空洞に響くようなシマリのない音がする・・・

ということで、次の作業は吸音材の貼り付けね。
建前としては、制振材を貼った上からこのスポンジシートを貼り付けるのが正解らしい。 吸音材といえば グラスウール という固定観念のようなものがあるのだが、効果の方は如何に? 個人的には、もう少し増量してやりたい気分だが。


▲ インナーパネル用制振材貼り付け[拡大写真]
▲ 内張りとの隙間には防音テープ[拡大写真]


続いて、インナーパネル用制振材も貼り付けて行く。
DEMIO君のインナーパネルは樹脂製で、あちこちが取り付けてあるパーツにあわせて整形されているため、かなり貼りにくいというのが 正直なところ。 適当な大きさに切って、弱そうなところに貼り付け、細部に密着するよう ヘラで圧着 していかなければならない。 マジメにやると結構時間がかかるのでありました (^^;

最後は防音テープを内張りとの接触部分に貼り付けてやる。
スピーカーと内張りとの隙間に貼るのが効果的なようだが、ひょっとしたら インナーバッフル を取り付けたくなるかも 知れないので、とりあえず後回しにする。

2008/05/24 Yutaka Kyotani (暫定公開)
2008/05/31 Yutaka Kyotani (正式公開)

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