DEMIO CYBER NAVI化大作戦 〜 NAVI付属品・オプション品の取り付け (Page 1 / 2)

 NAVI付属品・オプション品の取り付け


■ 最初はバックから(?!) 攻めてみる・・・


最小構成での動作確認ができたら、膨大な付属品や後から購入したオプション品の中から、ある程度まとまりのあるブロックごとに分割し、 取り付けて行くことにする。 最初のステップとしては、バックカメラの使い勝手を見ておきたいという思いがあるので、バックカメラを絡めた 車両後部から攻めてみたいと思う。

とりあえず、車両後部への取り付け品としては、こんなところだろうか・・・
  • バックカメラ
  • GPSアンテナ
  • 地デジ外部アンテナ
  • バックギア信号線
実際に 後ろに取り付けることが必須なアイテム は、バックカメラのみ なのだが、今回は GPSアンテナや地デジ外部アンテナなんかも車両後部から外に引き出し、車外マウントにしてみた。

GPSアンテナは、昔は 車外マウントが当然 だったと記憶しているのだが、最近はダッシュボードの上に 置いている人の方が多数派かも知れないな・・・。
また、地デジのアンテナはフロントガラス貼り付け用の フィルムアンテナが 4つ付属 しているため、本来は買い足す必要はない。 しかし、 色々リサーチしていると 受信感度があまり良くない という噂を聞くこともあり、確かにフロントガラスという 狭い空間にアンテナを集中 させることは、障害物の陰になったときの影響を考えるとあまり良くないように思う。
あと、私の場合、NAVIをクルマに積んでいない期間がしばらくあったので、テスト用のアンテナが欲しかったという事情もあり、外部アンテナ AN-GT22を 1セット(2本)奮発してみた。 フィルムアンテナを家の窓に貼る訳にはいかないしネ (^^;

ということで、まずはバックカメラ ND-BC100から・・・


▲ バックカメラマウント状況[拡大写真]
▲ リアゲートガーニッシュを外す[拡大写真]


目立たず取り付けできて、しかも 魚眼レンズにも視界良好な場所 は限られているようだ。
リアスポイラーに斜め下向きで貼り付けてしまうのが最も簡単かつ視界も良さそうなのだが、一般的成人男性の 目の高さ でもある訳で、イタズラが心配 な場所だったりする。
しばし DEMIO君のお尻とにらめっこした結果、リアゲートガーニッシュの 取り付けネジの凹み がちょうどカメラが入る大きさであることに気付いた次第だ。 もちろん、取り付け金具をそのまま貼り付けられる状態ではないので、 折り曲げたあと、取り付けネジを共締めできるように加工しておく・・・ と。

実際のマウント状況は、左上イメージの通り。
もう少し本体を上向きにして目立たなくすることもできるのだが、画面最上部が切れてしまう ので、このあたりがトレードオフだろう。


▲ 取り付け金具を加工して仮付け[拡大写真]
▲ こんな感じでうまく収まる・・・ 筈[拡大写真]


配線は、後ろから見てすぐ左にある照明のスキマから通している。 そのさらに左側には、おそらく純正のバックカメラ用と思われる樹脂製のメクラ板が はめてあったので、このメクラ板を削って車内に引き込んでおいた。

お次は、GPSアンテナと、地デジ用外部アンテナね。


▲ 地デジ&GPSアンテナ[拡大写真]
▲ アンテナを後ろから見る[拡大写真]


GPSアンテナは磁石で固定、地デジ外部アンテナも両面テープ貼りなので、コメント不要かな。

結局のところ、車外マウントの機器を増やすと、その配線を車内に引き込んで NAVI本体のところまで引っ張ってくるのが大変なんだけど (^^;
以下、簡単に記しておくことにしよう。


▲ リアゲートと車両本体を結ぶ蛇腹[拡大写真]
▲ ようやくカメラのケーブルが (^^;[拡大写真]


左上は、リアゲートに取り付けられている電装品の配線を車両本体に引き込んでいる 蛇腹 だ。
簡単なロック機構で取り外せる構造になっており、ここに配線を突っ込めるようならぜひ活用したいところだ。

とりあえずトライしてみようということで、コシのある針金を穴から突き刺し、反対側から飛び出させたところ。 突っ込んだ根本を折り返して さらに通しやすそうな別の線材を結ぶ。
そして右上のイメージ。 つないだ線材を下まで引っ張ったあとカメラのリード線を結び、三段階のステップを経て ようやく蛇腹のところまで通線できた。


▲ 地デジアンテナを途中に追加[拡大写真]
▲ 車両右側から下側に配線を引く[拡大写真]


その後、蛇腹本体も同様に通線するのだが、コネクタ先端と直前のモールド部分が引っかかる ので、うまく蛇腹をほぐして延ばしながら通してやらないといけない。
そして、地デジ車外アンテナのケーブルも通線。 こちらは 蛇腹の途中に穴 を開け、割り込ませた後に 水が入らないよう テーピング しておく。

向かって右側からは、GPSアンテナと、地デジ車外アンテナのもう片方。
右側には蛇腹は付いていないので、ところどころ固定しながら車体の下側まで持ってきて、付属品のゴムシートなどを加工してあてがいつつ パッキンの下側をくぐらせる。


▲ パッキンの下側をくぐらせる[拡大写真]
▲ 内装を剥がして配線をまとめる[拡大写真]


パッキンの 通線部分がぷっくりメタボっている のはご愛敬ね (^^;
フレームを削らずにそのまま配線を押し込んだので、まぁこんなもんでしょう。 後日きちんと処理しておくことにしよう・・・

あとは、どうせなので適宜内装材を剥がし、既存の配線に沿ってところどころまとめておく。


▲ フロントシート下から中央へ通線[拡大写真]
▲ バックギア信号線もサクっと分岐[拡大写真]


車両後部から引っ張ってきた配線は、フロントシート下あたりで分岐させて中央にまとめておいた。
車両のいちばん前まで持ってきてしまうと、またそれらを立ち上げて NAVIの位置まで持ってくる経路がぎっしりになりそうだ。 そこで、センターコンソール内で 一旦配線を集め、余分を束ねた後で立ち上げて NAVIの位置まで配線している。

最後はバックギア信号線。 こいつを配線しないと バックカメラが使えない ままだ。
各メーカーのフィッティング情報を見ると、ほぼ例外なく バックランプソケット根本から分岐する という指示になっている。 私も動作テストではそうしたのだが、制御回路はどうせ車両前方にあるはずだし、それを また後ろから前まで引っ張ってくるのはイマイチだ。
ということで、内装を外した際、リアゲート〜蛇腹〜車両左側と 紫/白の配線 をたどって、助手席足元まで来ている ことを確認しておいた。 あとは例によって、エレクトロタップでサクッと分岐させれば OKと。

2008/10/19 Yutaka Kyotani (公開)

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