大人の科学“8mm映写機”を使ってみた (Page 1 / 1)

 大人の科学“8mm映写機”を使ってみた


■ またもや、気が付いたらいつの間にか申し込んでいた・・・


あれは 2008/03/25のことだった。 E-Mailのチェックをしていると、大人の科学メールマガジンに 「8mm映写機」メルマガ会員限定先行予約開始! の内容を発見。 値段も通常価格7,980円が、先行予約では6,700円と気持ちばかりのディスカウント+送料無料、おまけにクレジットカードで買えるという 好条件が記されていた。
実は、これ以前にも予告の E-Mailは届いていたようなのだが、内容はほとんど調査せず・・・ そういえば、押入れの奧に 親が昔撮った8mmフィルムがあったよなぁ・・・ と勝手な思考回路が働き、 ほとんど価格以外の項目に目を通さず、いつの間にか ポチッ としていたのが正直なところだ (^^;
そういえば、以前“真空管ラジオ”を買った時にも似たようなことを書いた記憶があるが、思考パターンはほとんど一緒かも・・・

さて、申し込みから一ヶ月弱が過ぎ、E-Mailで予告されていた 4/21頃発送という予定よりも少しだけ早く、4/19に我が家にも到着した。
早速梱包を解いて内容確認と行こう! 何が出るかな・・・

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■ 梱包を解いてみる・・・


早速梱包を解き、内容物の観察観察ぅ〜。


▲ 届いた梱包箱の外観
▲ 梱包箱を開けてみた[拡大写真]


左上が、届いた状態の荷姿。 少し大きめのダンポール箱に入れられているが、すこぶる軽い。
内箱(化粧箱)はひとまわり小さい箱が入っており、あとはクッション代わりの紙屑(おっと失礼!)が詰まっていた。


▲ 化粧箱のウラ側[拡大写真]
▲ 内部の本体とパーツ類[拡大写真]


さらに化粧箱を開けてみると、発泡スチロールにセットされた、本体とパーツ類がチョロチョロ・・・
今回は 組み立てキットではない ので、パーツ類も数えるほどである。


▲ 映写機本体を後方から[拡大写真]
▲ 映写機本体を前方から[拡大写真]


化粧箱のウラ面や、付属の説明書なんかもざっと読んでみるが、とりあえず作業するところとしては フィルムを巻き上げるためのハンドルを取り付ける だけのようだった。 ということで、 あっという間に完了・・・ の筈なのだが (^^;

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■ 8mmフィルムをセットして使ってみる・・・


何だかんだと言いながら、出てきたフィルムの総数は 16本ほどあった。
親が撮影したものの他に、市販のソフト・・・ と言って良いのだろうか、“不思議の国のアリス”、“仔熊の冒険”と ラベルの貼られたフィルムが 2本。
インデックスを見ると、昭和30年代後半〜40年代前半のもの (=私が小学校に上がってスグ) までのものが保存されており、 初期のものはモノクロだが、途中からちゃんとカラーになっている (^^)


▲ 押入れにしまっていたフィルム[拡大写真]
▲ フィルムの状態を確認[拡大写真]


ということで、早速適当なフィルムの状態を確認し、映写機にセットしてみたのだが・・・ うまく巻き取れません!

いやはや、説明書にも書いてあるのだが、8mmフィルムの規格には大きく分けて2タイプあり、私の手元にあるのは ダブル8 と呼ばれているもののようだ。
正直言って自分では今まで撮影も映写もしたことがないので、8mmフィルムの規格が 何種類もある というのは 寝耳に水 である (^^;

ま、いいや。 気を取り直して、スプロケットやフレーム枠、ガイドピンなどを、付属品の ダブル8用 のものと交換してやろう。


▲ スプロケットの交換[拡大写真]
▲ フレーム枠とガイドピン交換[拡大写真]


ということで、今度こそ 映写スタート ね (^^)


▲ 早速映写開始[拡大写真]
▲ 幼少の頃飼っていた犬[拡大写真]


私の幼少の頃の姿や、親の若かった頃の姿が見れるのはやはり感激モノだ (^^)
左上のイメージに登場しているガキンチョ共も、今はもうみんな 40代後半ですからネ・・・

ちなみに、右上は私が幼少の頃飼っていた犬。 真っ白なスピッツだ。
巷ではソフト○ンクのCMに登場したりして結構な人気のようだが、うちの犬の方が可愛いかったかも・・・ と独り言を言ってみる。

お後がよろしいようで・・・

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■ さて、これからどうする・・・


ここまでの内容は、どう考えても 電子工作とは無関係 なのだが・・・ 一応、 コレを申し込んだ時点では 色々と工作ネタを考えていた というのが正直なところだ。

さらっと記しておくと・・・
  • 電動ドライブ化できないかな
  • できれば可変速ドライブにできると良いな
  • テレシネの実験もやってみよう
  • データを高品位にディジタル化できると良いな
でも、実際に映像を見てみると、それ以前にやるべきことがいっぱいある ことに気付く・・・ と。
要は、手元にあるフィルムの ヨゴレやカビ対策 の方が重要だったりするんですナ。
実際、2〜3時間いぢってみただけで、上記の 工作願望はあっさりと消滅した というのが正直なところだ。
ということで、今後の工作予定もナシということにして、雑学コーナーの方に追いやっておこう。

ま、この映写機は プレビュー用 と割り切り、データの分類ができたらディジタル化は専門業者に任せますかね・・・

2008/04/20 Yutaka Kyotani (公開)

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